企業人として優秀な人ほど、起業でハマりやすい2つの罠!

私の大好きな起業仲間であり、大切なクライアントでもあるAさん。

彼女は某有名企業の超優秀な社内講師で、日本全国の支店に彼女のファンがいて、ライン上でファンがグループ作るほどのカリスマ!

惜しまれつつ退社をし、独立の道を選びました。

円満な退社で、退社後もその企業から大口の受注をしたり、他の金融系の機関からのセミナーを受注したり、と順風満帆な起業スタートを切りましたが・・・。

何か、思うところもあったようで、時々凄く消耗したりしている様子です。

そして、本来やりたかった、個人向けの事業に手を出してからが、もっと大変。

もう、言っちゃぁ悪いけど、迷走しまくりで、あれ?前はこんなことやってたけど、今度は、あー、これに舵をきったのね、え、でも、これ、どうしたいの?

あちゃー、これは集客厳しいよ。。。ちょっと。。。ああああ。

やりたいことは分かるのだが!わかるだけに。でも、相談されてないことまで口出すのも余計なお節介よね・・・。と遠くから見守っておりました。

なぜ企業人として優秀な彼女が、「起業!」となると無駄に消耗したり、迷走したりするのか?今日はこれについて書いてみます。

優秀な企業人であった彼女は、組織や上司やから、様々なリクエストを受けて、常にそれに応えて、結果を出してきました。

つまり、幅広く対応ができることで、重宝され、評価され、仕事の幅を広げ、出世してきたのです。

そして、思うことがあってもじっと我慢し、円満に、業務が滞りなく進むのを最優先に、あくまで感じ良く、そつなくやり過ごしてきたのでしょう。(この辺りはあくまで想像です。)

なぜなら、組織にいたら仕事も、付き合う人も選べないからです。

それらが、良いものとして染み付いているのが、彼女。

でもね、起業の世界だと求められることが真逆なのです。

起業家は、自分の看板で勝負しないといけないのです。

「あなた、何してくれる人?」

という質問には、ズバッと、

△△向けの○○の専門家です!と、言えないと、見込み客に出会えないのです。

こんなことも、あんなことも対応できるし、こんな人にもあんな人にもお役に立てます。

なんて答えたら、

「ふうん。よく分からないな。」(インパクトが無いから記憶にも残らない。)

時々、

「あんなこともこんなこともやってくれるんでしょ?じゃ、まとめてお願い!うまいことやっといて!」

(断らなかったけど、本来のやりたいことじゃなかったかも。。。)

そして、消耗&疲弊。

企業人として、プラスに作用していた「幅広く対応できること」が、

起業すると、逆に専門性を発揮できず埋もれてしまう、幅広く引き受けてしまうことで、自分の本来やりたいことに全力投球できず、消耗しまう、ということを引き起こしてしまうのですね。

だから起業したら、その、企業人として評価されてた幅広さ!は、潔く捨てましょう。

起業家に幅広さなんて、全くいらないのです。

もう、1つのことしかできません!その代わりその1つのことは誰にも負けません!くらい、エッジを効かせて!

超狭い分野の専門家、第一人者として、とんがって、認知度を上げて!

そして、自分が「できること」でも、「本当にやりたいこと」以外の消耗すること、消耗する相手とは、仕事しない、と強く心に決めることです。

だから、

「これ、企業や組織でやったら絶対、浮くよね」ということを好んでやってしまう方や、

「はー、出世しなそう〜」という変人の方が、意外に独立したら上手くいくのだと思います。

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